ジェフvs町田のアレコレ
終了間際にオナイウ選手の同点弾を決め、町田と1-1の引き分けに
逆転勝ちとは行けませんでしたが、フクアリ劇場は健在でしたね
ただ、課題も浮き彫りになった試合…
さっそく振り返りまっしょい
まずはスタメン
ジェフのスタメンは変わらず
町田も442
お互いに442ですが、町田の方は積極的にポジションを動かして攻撃していきます
序盤はロングパスによる陣地取り合戦
町田はラインを高めに保つので、ジェフのパターン1つの裏へのボールが序盤は多かったですね
いつも通りの立ち上がり
チャンスも巡ってきますが、決めきれず
すると前半10分でした
町田の鈴木孝司選手にゴールを決められます
この失点のシーンを見てみると町田の狙い通りだったかなと…
町田はサイドで4角形を作りながら攻めて行きます
この4角形でポジションをぐるぐる変えていきながら攻めて行きます
失点のシーンではアシストの土岐田選手がフリーになっていました
フリーになった要因はサイドで4vs3を作られてしまったからです
サイドの高い位置までボールを運ばれるとDMの1枚はクロスを警戒して中の枚数を増やすためにゴール前にいます
しかし、土岐田選手が入ってきたスペースはボールに寄せに行ったDMと中の枚数を増やすためにゴール前にいるDMの距離の遠さによって生まれたスペース、つまりジェフの富澤選手とアランダ選手の距離の遠さによって生まれたスペースです
これはおそらく練習されたものなんでしょうね
狙い通りな形だったように思います
解決策としては中の枚数は足りているのでアランダ選手を出して上げて、後ろのスペースにいる町田の選手を阿部選手に見させた方がよかったですかね…
とにかく、町田の先制点のシーンは素晴らしかったです
ということで、先制点を取られたジェフ
点を取りに行かなければなりません
しかし、いつものようにビルドアップの時点でてこずります
これの要因は町田の守備の構造に気づけなかったのが上げられるような気がしますが…
町田の守備は442のゾーンを作ります
先制点を入れたからなのか、あまり前からプレスはかけて来ません
町田の守備の構造として、FWはジェフのCBとDMを見る形
なので、FW脇に運ばれると後ろに受け渡す傾向が強かったと思います
ジェフはDMの選手がFW脇にポジショニングしてボールを受けるシーンがありました
町田はそのDMに対してSHを寄せに出します
そうなれば、ジェフのSBがフリーになります
そのSBがボールを受ければ町田はSBを寄せに出します
すると、SHがフリーになりSBの裏も狙えます
という感じで町田の守備の構造を見るとまったく崩せないわけではなかったと思いますが、またもやビルドアップでてこずってしまいましたね…
前半はチャンスもありましたが、決めきれず1-0で終了します
後半は風上にたった影響もあり、ロングパスが増えていきます
見方を変えればビルドアップ放棄といった感じでしょうか
あとはカウンター狙い
本当はビルドアップで崩していきたいのに、ビルドアップ放棄した方がチャンス作れてるというジレンマ…
一方町田も重心は低くなりつつも、やり方は変えず
後半は攻守が目まぐるしく変わっていきます
そして、お互いにチャンスを作ります
ですが、決められず
途中で吉田選手と船山選手を変えてエウトン選手とオナイウ選手を投入
もうロングパスで割りきるよっていう合図だったのかもしれません
そして、サイドからのクロスも増えていきます
すると、後半ロスタイム
阿部選手のクロスからオナイウ選手が合わせてゴール
五輪合宿帰りのオナイウ選手が今シーズン初ゴールを決めてくれました
しかし、試合はこのまま1-1で終了
連勝をあげることはできませんでしたが、敗戦寸前だったことを考えると負けなくてよかった…という試合だったのではないでしょうか
相手の守備の構造に気づいていれば…というのが今日の感想です。はい。
ビルドアップはずっと課題なんですけどね…
次はアウェーでまたもや昇格組のレノファ山口が相手です
まあ、いやらしい相手が続きますね…(笑)
レノファも町田のようにいい攻撃を繰り出せるチームです
とはいえ、ここで足止めを食らうわけにはいかないのでしっかり勝ちきって起きたいところです
今日のレポートは以上です。
ほいじゃまた!
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