スポーツ

2016年5月 4日 (水)

ジェフvs讃岐のアレコレ

2連敗を喫したジェフ
そして、迎えたホームでの讃岐戦
先制点を取るまではよかったのですが…
後半に追いつかれてしまい1-1で終了
連敗は止めましたが、苦しい状況が続いています
試合の内容自体は悪くなかったのですが…という試合でしたね…

では、讃岐戦をふりかえってみましょい

スタメンから

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序盤はジェフがペースを握ります
その要因としては讃岐がそこまで積極的ではなかったから


讃岐は4141で守ります
守備のスタートラインはハーフからとかなり低め
前半は0でというプランだったのかもしれません

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ですが、ファーストディフェンスが決まらないために、ジェフがすんなりボールを運んでいきます
いつもならジェフがファーストディフェンス決まらない問題で苦労するのですが、この試合の序盤では讃岐がファーストディフェンスで苦労した印象です


ジェフのビルドアップはポジショニングはいつも通り
SHの2人を中にポジショニングさせてビルドアップしていきます
しかし、近頃の試合でちょっと違ったのはボールの動かしかた
讃岐がハーフでセットして守備をするのもあったのかもしれませんが、FWへのロングパスからのセカンドボールを拾って攻撃していくのではなく、サイドを起点にしてボール循環を繰り返しながら攻めていくというものでした
讃岐は4141で守るので、中を固めます
ですので、サイドから崩していこうというのは合理的だったかなと思います

この試合では讃岐の守備のまずさが味方をしたり、FWの2人がサイドでのビルドアップに参加したりと、サイドを起点にボールを前に進めていきます

讃岐の守備の弱点はSHとDMの間のスペース、サイドのスクエアの守備です

讃岐は先程書いたようにファーストディフェンスが決まらない、そして、なんとなく寄せに行ってポジションを留守にしてしまうことがあるのでジェフがそこを利用して縦パスを使って前進することができていました

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【シーン2】

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前にこのブログで書いているので、知ってる方もいらっしゃると思いますが、このやられ方は今年のジェフがよくやられるパターンです
ファーストディフェンス決まらない→寄せが遅くなり、更にスペースを明け渡す→ライン間から前進させられる

この試合では逆にうちが利用して優位に進める展開に

ファーストディフェンスが決まらないことによってジェフはロングフィードからの攻撃もありました

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このサイドチェンジを使えば前進しやすくなりますし、スライドの距離も伸びるので、選手間の距離も広がってスペースができやすくなったりします

このロングフィードも讃岐のファーストディフェンスが決まらないことによって楽に行えました

ジェフは散々ファーストディフェンスに苦しめられて来ましたが、改めてしっかりしないとねと思いました


そんな感じでペースを握ったジェフは15分に町田選手のゴールで先制します
讃岐の立ち上がりはよくなかったので、早めに点をとりたいところでしたので、しっかり先制できたのはよかったですね

先制された讃岐
その讃岐のビルドアップは3バックで行います

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システムの噛み合わせ的にジェフとしても守備の寄せかたでまた問題が起きるかと、正直自分は思いました

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この画像を見てもらえばわかるように、ジェフはFW脇のスペースから崩されることがよくあり、それが弱点となっていました
原因としては、おそらくFWの守備は「縦パスだけ通さなければいいよ」という約束ごとだったのでしょう
しかし、そうなればFW脇のスペースを捨ててしまうことになりますし、ファーストディフェンスが決まらないという問題点も出てきてしまいます


しかし、この讃岐戦では少し違いました

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FWの二人がチェイシングをかけられています
こうやってFWがチェイシングをかけられればFW脇から簡単にやられることは少なくなるでしょうし、ファーストディフェンスの問題も解決できます

讃岐はこのジェフの守備に苦労します
なかなかジェフの1列目を突発できないので、スムーズに前進できません


その結果、讃岐にこれといったチャンスを作らせずに前半を終えることに成功
1-0で折り返します


後半になると讃岐も前から来るように
ジェフは立ち上がりはよかったです
富澤選手が負傷交代してしまいますが、代わりに入った長澤選手もよかったです
ですが、攻撃でサイドで起点を作るので、クロスに頼りがちになってしまった印象です
サイドからのボール循環による攻撃はいい兆候だと思うのですが、そこからの積み上げが無いとクロスに頼りがちになってしまいます


すると、ジェフのサイドでの守備が弱くなってフリーでシュートを打たれたり、前へプレッシャーをかけに後ろが連動したところを讃岐に狙われます


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このシーン見てみると、前プレをかけに前へでた井出選手とDMの間のスペースから前進されています
前プレで気を付けなければならないシーンの1つですね
このシーンでいえば、井出選手がもっと中からスタートしてDMとの距離をあまり伸ばさないことを意識しながらコースを切って行った方がよかったかなと思います
そうしなければ、このようなシーンに繋がってしまいます

そして、67分讃岐に追いつかれてしまいます
ここでも得点の直前の井出選手の寄せかたが少しまずかったですかね…
右サイドバックの武田選手にドリブルを許してしまいました
攻撃での活躍は素晴らしいので、あとはこういった守備でのプレーがよくなると更によくなるのではないかなと思います


ただ、守備は改善されつつあるので、あとは細かいところのクオリティーを高めていきたいところですね


同点に追い付かれたジェフ
それに従い、点をとるために前へ重心がかかるので守備のバランスも少し悪くなります


一方で讃岐は442に変更
ミラーゲームに


ジェフは外→中のいい攻撃からチャンスを作り惜しいシーンも増えますが、点は奪えず1-1で終了
内容は悪くなかっただけに悔しい痛み分けとなりました


守備は改善されつつある中で、攻撃では課題が残ってしまいましたかね…
サイドで起点を作れるということは相手の距離を広げやすいという利点もあるので、そこを利用した中への攻撃だったり、シーズン開幕当初のブログでも書いたのですが攻撃でのバリエーションが更に増えてくればいいかなと思います


今回のレポートは以上です

次節の相手は調子を上げてきた京都
苦しい状況ですが、なんとか勝ち点3を拾いたいところですね


ほいじゃまた!


2016年4月29日 (金)

水戸vsジェフのアレコレ

GW初日での試合
水戸とのアウェー戦でしたが、良いところなく負けてしまいました
前半は風の強さも影響しましたが、特に攻撃の面(特にビルドアップ)でなかなか上手くいきませんでしたね

とりあえず、ふりかえってみましょい


まずスタメンから

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ジェフは大幅にメンバーを入れ換えてきました


お互いに442のミラーゲーム
マッチアップが増えるために少し固い試合になった印象です
水戸は空中戦の勝率が非常に高いチーム
そして、ジェフはここ数試合ビルドアップがままならないのでロングパスを多用していました
なので、ジェフの戦いかたを見るために立ち上がりに注目していましたが、やはりロングパスが多い展開に

ですが、前半は風下だったためになかなか全体を押し上げられないシーンが多く見受けられました


一方の水戸はボールを奪った後と奪われた後の切り替えの早さに力を入れているチーム
いわゆるトランジションサッカーといった感じです
カウンターを高い位置から仕掛けるために前プレをかけていくのも水戸の1つの特徴でした

それもあってジェフはロングパスを多用せざるをえない展開に
しかし、先程書いたように水戸のストロングポイントは空中戦
そして、ジェフが風下にたったということで水戸が押し込んでいきます


水戸のカウンターの起点はほとんどが湯澤選手
彼は足の速さを武器に鋭いドリブルが特徴

そんな武器を持つ水戸が前半の4分、湯澤選手起点にカウンター開始
そしてコーナーを得ます

そのコーナーをジュフン選手にフリーでヘディングされて失点を食らってしまいます
ジュヨン選手がマークを外されたとこに上手くあわされてしまいました


ということで、この試合も先制点を許す展開に


前半のうちに同点にしたいジェフでしたが、ビルドアップでの前進方法がSBの選手からのロングパスからでしかなかったですね

442のミラーゲームなので、守備の基準点はハッキリしています
こういう試合では守備の基準点をずらすようにポジショニングさせてビルドアップさせたりしても面白かったかなと思うのですが、関塚さんのビルドアップは442を崩さずに行うので基準点を利用して出来たスペースを活用したり、相手が届かないようなピッチを広く使ったビルドアップ(外外のビルドアップ)を行うのがベター
しかし、それらが構築されていないのが今のジェフの現状
なのでロングパスが増えるのは致し方ない状態となっていました


ジェフがチャンスを作るとしたらカウンター
水戸はDMの1枚が飛び出したり、SBが高い位置を取ったりするのでその裏が狙い目に

ですが、ジェフは後ろからの押し上げが遅くチャンスを作れないシーンがほとんどでした

今シーズンのジェフは意識的にカウンターを仕掛けられるチームではないので、それを痛感させられました

前半はほぼ見せ場なく終了してしまいます

後半は水戸の守備の弱点を浮き彫りにさせるシーンがやっと出てきます

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水戸はSHの寄せかたがよくないシーンがよくあります
SHの寄せかたがよくないとSHDM間を簡単に使われたり、バイタルから前進させられたりしてしまいます(実はこの前の山口戦のジェフもこんな感じでした…)

ただ、この構造のまずさをつけるシーンは頻繁には無く
前半よりはサイドの高い位置で時間を作れるシーンも増えましたが、後半もFWへのロングパスが増える展開に
しかし、前半と違って水戸の空中戦の勝率が急に下がるわけではないので後半もロングパスを送っても跳ね返されます
セカンドボールも水戸がよく拾っていました


その後はFWを変えたり、枚数を増やしたり

終盤は船山選手が見せ場を作るシーンもありましたが、水戸の牙城は崩せず
0-1で敗戦
2連敗となってしまいました

10試合が終わって4勝2分け4敗
高橋GMは連敗しないチーム作りを目標としていましたが、ここに来て連敗を喫してしまいました
ここ数試合を見てても、もうネタが切れてしまっている感を匂わせている関塚さん
もしかすると、決断を迫られているのかもしれませんね
全ては神のみぞ知るといったところでしょうか…


今日のレポートは以上です
次の試合まで時間が無いのでなんとか切り替えてほしいところです

ほいじゃまた

2016年4月23日 (土)

レノファvsジェフのアレコレ

昇格組のチームとの連戦
J3王者のレノファとの試合でしたが、ボッコボコにされてしまいました
強かったですね山口。
さっそくふりかえってみましょい

まずスタメンから

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ジェフは長澤選手がトップに入って吉田選手がサイドに入れ替わっていました


実はパス数が1位と2位の対決
それを知っていたのかはわかりませんが、序盤はお互いに前からプレッシャーをかけていきます


レノファはジェフのCBにも果敢にプレスをかけていきます
その中でもレノファの守備は町田と似ていてFW脇は弱点だったかなと

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FW脇からの崩しかたは前回の町田戦のレポートを見ていただけるとわかると思います


ジェフは前線へのロングパスを選択するシーンが多かったですね
レノファのラインは高めだったのでそういう判断になったのかもしれませんが

一方、ジェフが前プレをかけるときはほぼマンツーのような形で取りに行きます


なので、ついて行けないとこうなります

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最終的には星選手にフリーで前を向かれています
これを見たとき「またか」と思った方もいるのではないでしょうか

この前プレは去年の序盤でも見られましたね…
得られた結果はお察しの通り


ざっくり言ってしまうと守備のバランスを自ら崩してしまっている形になってしまっていました


図で見てましょう

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関塚さんが就いてからのジェフは前プレをかけるときはDMが2枚とも前へつかまえに行くのでバイタルが簡単に空きます
そのためレノファのトップ下がフリーに
「これにCBも行けばいいじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、そうなると自陣でジェフのもう1枚のCBとRSBの2枚vsレノファのFWとSHという数的同数を作られてしまうので、リスキーすぎてしまいます
それにレノファのFWはサイドに流れるので二人の距離も広げられてしまう
その状況は最悪なのでCBは出られない
なので、前のプレッシャーのかけ方を工夫する必要がありました

逆にジェフの前プレの守備のバランスのまずさを見て、しっかりいいポジショニングを取れるのがレノファのいいところかなと思いました
いい訓練を受けてるのでしょうね


ジェフとしては去年もこのバランスのまずさをばらされてから結果がついてこなくなりましたね
この試合でも前プレが機能せずに運ばれるシーンが多くなってしまいました
そんな中でレノファに押し込まれて行きます


時間がたつとジェフは前プレを諦め撤退し始めます
すると、ファーストディフェンス問題が見られるようになってしまう結果に


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レノファはSHが中へポジショニングするので、ワンタッチではたける距離で選手を配置しています
そのため、こういうシーンで少しでも遅れればゴール前まで運ばれます

ファーストディフェンスが決まらないことでボールに規制をかけられないので、後ろの選手が予測を出来ないといういい例となるシーンでした
このファーストディフェンスも去年から言われていたんですけどね…


そんなジェフの守備を前にレノファはどんどんチャンスを作っていきます


すると、26分
レノファに先制点を決められてしまいます

ファーサイドでフリーになっていた島屋選手が蹴り込んでゴール
ジェフとしてはレノファがボールサイドによるので、意識がボールに集中してしまったことが裏目に出てしまいました


このままズルズル行ってしまうのかと思っていましたが、29分

富澤選手のスーパーミドルで同点

カウンターでチャンスを作れる井出選手のチャンスメイクも素晴らしかったです

この得点で少しはマシになるかなと思いましたが…
34分コーナーからのカウンターとビルドアップからのミスをつかれて2点をとられてしまいます

内容もよくなかったのですが、この2つの失点はもったいなかったですね…


結局前半は3-1でレノファリードで終了


後半も苦しい展開に
48分に福満選手に決められて4-1に


それを見た関塚さんは3バックに変更
交代出場の町田選手が孤軍奮闘しますが、なかなか点が取れず
逆に守備のバランスを崩してなかなか攻撃に行けない時間も

91分に吉田選手の得点で1点を返すのがやっと


4-2でレノファに破れてしまいました


関塚さんは「レノファさんのパスコースを寸断するための作戦だった」とおっしゃっていましたが、レノファに見事に攻略されてしまいました
それにしても、選手を総取っ替えしても去年の弱点がそのまま出てくるのはすごいなと思ってしまいました
ただ、限界も見えつつあるのかな…と
去年も5月辺りから失速してしまったことを考えると、どうしても不安になってしまいますね

とにかく、今日の試合が1つのターニングポイントになるのではないかなと思いました

今回のレポートは以上です


来週もアウェーでの試合となりますが、勝ち点3を持ち帰ってほしいですね

ほいじゃまた!

2016年4月17日 (日)

ジェフvs町田のアレコレ

終了間際にオナイウ選手の同点弾を決め、町田と1-1の引き分けに
逆転勝ちとは行けませんでしたが、フクアリ劇場は健在でしたね
ただ、課題も浮き彫りになった試合…
さっそく振り返りまっしょい


まずはスタメン

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ジェフのスタメンは変わらず


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町田も442

お互いに442ですが、町田の方は積極的にポジションを動かして攻撃していきます


序盤はロングパスによる陣地取り合戦
町田はラインを高めに保つので、ジェフのパターン1つの裏へのボールが序盤は多かったですね
いつも通りの立ち上がり
チャンスも巡ってきますが、決めきれず


すると前半10分でした

町田の鈴木孝司選手にゴールを決められます


この失点のシーンを見てみると町田の狙い通りだったかなと…
町田はサイドで4角形を作りながら攻めて行きます

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この4角形でポジションをぐるぐる変えていきながら攻めて行きます

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失点のシーンではアシストの土岐田選手がフリーになっていました
フリーになった要因はサイドで4vs3を作られてしまったからです
サイドの高い位置までボールを運ばれるとDMの1枚はクロスを警戒して中の枚数を増やすためにゴール前にいます
しかし、土岐田選手が入ってきたスペースはボールに寄せに行ったDMと中の枚数を増やすためにゴール前にいるDMの距離の遠さによって生まれたスペース、つまりジェフの富澤選手とアランダ選手の距離の遠さによって生まれたスペースです

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これはおそらく練習されたものなんでしょうね
狙い通りな形だったように思います


解決策としては中の枚数は足りているのでアランダ選手を出して上げて、後ろのスペースにいる町田の選手を阿部選手に見させた方がよかったですかね…
とにかく、町田の先制点のシーンは素晴らしかったです


ということで、先制点を取られたジェフ
点を取りに行かなければなりません
しかし、いつものようにビルドアップの時点でてこずります
これの要因は町田の守備の構造に気づけなかったのが上げられるような気がしますが…


町田の守備は442のゾーンを作ります
先制点を入れたからなのか、あまり前からプレスはかけて来ません


町田の守備の構造として、FWはジェフのCBとDMを見る形
なので、FW脇に運ばれると後ろに受け渡す傾向が強かったと思います


ジェフはDMの選手がFW脇にポジショニングしてボールを受けるシーンがありました
町田はそのDMに対してSHを寄せに出します
そうなれば、ジェフのSBがフリーになります
そのSBがボールを受ければ町田はSBを寄せに出します
すると、SHがフリーになりSBの裏も狙えます


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という感じで町田の守備の構造を見るとまったく崩せないわけではなかったと思いますが、またもやビルドアップでてこずってしまいましたね…


前半はチャンスもありましたが、決めきれず1-0で終了します


後半は風上にたった影響もあり、ロングパスが増えていきます
見方を変えればビルドアップ放棄といった感じでしょうか
あとはカウンター狙い
本当はビルドアップで崩していきたいのに、ビルドアップ放棄した方がチャンス作れてるというジレンマ…


一方町田も重心は低くなりつつも、やり方は変えず


後半は攻守が目まぐるしく変わっていきます


そして、お互いにチャンスを作ります
ですが、決められず

途中で吉田選手と船山選手を変えてエウトン選手とオナイウ選手を投入


もうロングパスで割りきるよっていう合図だったのかもしれません
そして、サイドからのクロスも増えていきます

すると、後半ロスタイム
阿部選手のクロスからオナイウ選手が合わせてゴール
五輪合宿帰りのオナイウ選手が今シーズン初ゴールを決めてくれました

しかし、試合はこのまま1-1で終了
連勝をあげることはできませんでしたが、敗戦寸前だったことを考えると負けなくてよかった…という試合だったのではないでしょうか

相手の守備の構造に気づいていれば…というのが今日の感想です。はい。
ビルドアップはずっと課題なんですけどね…


次はアウェーでまたもや昇格組のレノファ山口が相手です
まあ、いやらしい相手が続きますね…(笑)
レノファも町田のようにいい攻撃を繰り出せるチームです
とはいえ、ここで足止めを食らうわけにはいかないのでしっかり勝ちきって起きたいところです


今日のレポートは以上です。

ほいじゃまた!

2016年4月14日 (木)

【CL】アトレティコvsバルサのアレコレ

最近Jリーグが開幕してしばらくJリーグを中心に見ていたので、久々にしっかりと海外サッカーを見た気がします
来シーズンからは僕が崇拝するアンチェロッティ氏がバイエルンの監督として現場に復帰するので、もっと真面目に見ようかなと思っています…(笑)


さて、今回はCLのアトレティコとバルサ戦のレポートです

同国同士の対戦ですね
さっそくスタメンから


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アトレティコが442


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バルサが433

マッチアップはこんな感じです

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バルサはホームでのファーストレグを2-1で勝利
つまりアトレティコは点を取れないと勝ち上がれません
そんなアトレティコは前半から積極的に前からプレスをかけていきます

バルサにはMSNという強烈な3トップがいますので、一見リスクが高いように見えますが前半はアトレティコの守備がハマります
なぜならMSNが楽な形でボールを受けられないから


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画像見るとアトレティコはFWを必ずブスケツ選手のところにつけています
バルサ対策としてはどのチームがやることですね
そしてバルサのインサイドハーフにはDMが対応できるようになっていました

図を使うとこんな感じ

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これを見るとわかるのですが、バルサ(黄色)のCBが1枚空いてます
この空いてるCBにボールがわたったときはバルサのアンカーのブスケツ選手についてるFWが寄せていくことが多かったですかね
もう1枚のFWがそのまま二度追いするシーンもあったのですが、FWの2人が与えられた守備の仕事をしっかり行えるのはアトレティコの強みかなと思いました

あとはFWが前へプレスをかけに行ったときの後ろの連動もしっかりされていて、やっぱりJよりも全然レベルは高いなと
ジェフの試合を見てても前がプレスをかけに行っても後ろが連動できないことがありますし
しかし、アトレティコや世界の強豪クラブの選手はボールと味方の位置を見てどんな守備を行えばよいのかを熟知しています

ジェフもそんなチームになれたらな…と願ってはおりますが…


そんなアトレティコの守備にバルサはどう対応したのか
1つはインサイドハーフをサイドに開かせる動きでした

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イニエスタ選手が開いてますね

先ほど書いたようにアトレティコはDMがバルサのインサイドハーフにつきます
よってインサイドハーフが開くことで真ん中が開きます


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これはバルサのビルドアップについてはバリエーションの1つにしか限らないのですが、インサイドハーフが外に開いたりするシーンは多かったですかね
イニエスタ選手はネイマール選手のためにスペースを作っていたり、ラキティッチ選手はメッシ選手が釣ったSBの裏に走ったり…とバルサのインサイドハーフの動きを見るだけでも結構楽しいもんです

ですが、アトレティコの強固な守備に苦しみます
メッシ選手とネイマール選手には必ず1枚つけているような状況でしたのでなかなか自由にプレーできず
相手を押し込んでもアトレティコはFWが2列目に戻って守備したりするのでスペースをなかなか作れず
バルサはシュートに持ち込めない時間が続きました


一方のアトレティコの攻撃はシンプル
バルサはDFラインを高めにしているのと、身長がそこまで高くないのでロングパスを中心に攻めて行きます
それが実を結んだのは36分

グリーズマン選手のヘディングシュートで先制します
バルサのクロス対応はいいとは言えず、前半の初めの方でもグリーズマン選手にフリーでヘディングシュートされるシーンもありましたね

前半はアトレティコが1点を先制して終了します

後半のバルサはビルドアップの形を変えます
ブスケツ選手をDFラインまで下げ、3バックのような形でビルドアップしていきます

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インサイドハーフの二人をできるだけ前に残したかったのかもしれません
これによりバルサはアトレティコのFW脇から運べるようなシーンが増えていきます

アトレティコは徐々に押し込まれていきます

それを見たアトレティコはCBへの対応を捨てて451で対応していきます

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本来ならここでジリ貧になってしまうことが多いです
しかし、そこでジリ貧にならないのがアトレティコ
グリーズマン選手が一人でゴール前まで持ち込めるので、バルサにチャンスを作られつつも恐怖感を与えていきます

すると後半の終了間際でした


ボールを奪ったアトレティコのルイス選手のとこからカウンター開始
そのままゴール前まで持ち込みグリーズマン選手へラストパス
すると、イニエスタ選手がハンドを犯してPK
それをグリーズマン選手が決めて2-0に


バルサはピケ選手をパワープレーで前に上げていたので、それが仇となってしまいました

終盤はアトレティコのハンドがPKだったような気もするシーンやらバルサにチャンスがあったりしましたが決められず


アトレティコが2-0で勝利し、2戦合計でも3-2として逆転突破を決めました


久々にしっかりと海外サッカーを見ましたが、やっぱり面白いです
まさかバルサがここで負けるとは思わなかったですし、アトレティコあっぱれという感じでした

バルサのビルドアップの工夫など見られたのですが、アトレティコは与えられた守備の仕事をしっかりこなしていましたし、バルサの倒しかたのセオリーを見たような試合でした

さて、ジェフは今週は町田戦ですね
J3からの昇格組とはいえ、強いです
町田は守備は結構硬いチームなので、今週もジェフはビルドアップがキーポイントになりそうです
町田のレポートは前に書いたのでそれを読んで頂けたらなと思います

ほいじゃまた!

2016年4月10日 (日)

ジェフvs金沢のアレコレ

セレッソに敗れてのホーム試合
連敗は避けたいところでしたが、金沢相手に見事1-0で勝利しました

チャンスも多く作ってましたし、守備でもいい集中力を保っていました
もっと点数は取れた気がしますが…(笑)

とにかく、勝ちきれたのはいいことですし、次の町田戦で連勝といきたいところです


では、金沢戦を振り替えってみましょい

まずスタメンから


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前節から小池選手に変わって井出選手、負傷の山本選手に変わって富澤選手が入りました


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金沢は3142でしたが、守備は532で行います


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マッチアップするとこんな感じ

532はJ2でやるチームはチラホラいるんですが、一歩間違えるとバランスはとても悪くなります

マッチアップの図を見るとわかるのですが、ジェフのSBに誰が寄せるのかで金沢の守備のバランスが左右されます

金沢はジェフのSBがボールをもつとWBが対応することがありましたが、インサイドハーフの選手が対応することが多かったと思います

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インサイドハーフが対応するとアンカー脇が空いているのがわかります
こうなるとジェフとしてはFWへの楔を入れやすくなるので、金沢の守備のバランスが悪いとわかると思います


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532で守る場合、5バックでベタ引きのままだとこのようにアンカー脇から楔を入れられたり、サイドチェンジをされたときのスライドの距離が長くなるため532の3の部分の選手にかかる負担がとんでもなく多くなります

なのでベタ引きになるのではなく、5から4のボトムチェンジでWBが出たら残りの4枚がしっかりスライドして442のゾーンを作る5バックの方がバランスがいいと思います

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という金沢の守備に対してジェフはサイドからチャンスを伺います
金沢はWBバックが出た場合、スライドの意識が弱かったのでボトムチェンジをしたとしてもWBの裏は空いてしまいます
関塚さんの指示を見てると、WBの裏を使えとジェスチャーしていましたし、サイドから攻めようという話はあったんだと思います

ジェフはSHを中目にポジショニングさせるので、金沢のWBの裏はFWが走ってボールを呼び込みます
ですが、金沢の守備陣はWBの裏へ走られることもわかっていたと思います

なので、FWが裏へ抜けても金沢の3バックは準備OKの体勢なので、なかなかジェフも裏を取れなくなります
次第にチャンスも減っていきます

ではどうすればよかったのか

僕としては後半の井出選手の動きが1つポイントかなと思います


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この斜めの動きとパスです

先ほど書いたように金沢は5バックのスライドの意識が薄いのでWBは空きやすいです
ただ、前半はFWが裏を狙うものの対応されてしまいました
ですが、このシーンのようにSHが斜めの動きで裏をとると一気に仕掛けることが出来ます


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FWが裏をとるとマークを引き連れてしまうことになるので、対応されてしまいます
ですが、SHの場合はマークを引き連れずにボールを受けられるので楽に前進できます


井出選手はドリブルは得意なので、1vs1の状況を作ることで勝負させることもできますし、ここからチャンスをいくつか作ることができました


後半は1点も取ることはできませんでしたが、決定的なチャンスは後半の方が作れていたように思います
それを全て決めきることができたら、もっと楽に試合を進められたとは思いますが…(笑)


後半の終盤に金沢が布陣を変えて、短い距離でパスを繋いでくるので寄せ切れないシーンも少し増えて相手にチャンスを作られるシーンもありましたが、1-0のまま終了

内容的に見るとまだまだ発展途上はところはありますが、勝って連敗をせずに済んだのはとてもいいことだと思います

試合の中で守備でも気になるシーンはあったんですが、それはTwitterの方に書こうかなと思います

この試合のMVPは富澤選手を上げたいです
ゴールはもちろん、切り替え部分の守備での活躍も大きかったですし、アランダ選手との関係性もよくてチームを見事に支えていました
山本選手の負傷でどうなるかと思いましたが、富澤選手の活躍は明るい材料ですね


さて、今回のレポートは以上です

次節はホームで町田戦です
町田は調子がとてもいいので難しい試合になるとは思います
ですが、昇格のためにここから連勝していくために勝ちたいところです

町田の谷澤選手に恩返しを食らうことだけは勘弁して欲しいです…(笑)

ほいじゃまた!!

2016年4月 4日 (月)

セレッソvsジェフのアレコレ

こんにちは

今節は序盤の山場、セレッソ大阪戦でした
先に結果から言うと、前半の出来が大きく結果に響いてしまい2-1で敗戦
後半はよくなりましたが、前半はセレッソにいいようにやられてしまいました

ですので、今回は「前半上手くいかなかった要因」と「後半上手くいった要因」にフォーカスして書いていこうかと思います

では振り替えっていきまっしょい


まずスタメンです
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エウトン選手がスタメンに入ってきました


さて、まずは「前半上手くいかなかった要因」です
前半の上手くいかなかった要因は
1、守備の寄せる距離が遠い
2、ボールを奪われたあとの守備(ネガトラ)がハマらず簡単に前進されてしまった
3、ビルドアップが上手くいかなかった
の、ざっくり言うとこの3つだったと思います


ビルドアップのことはずっと前から言っていたので、今に始まったことではないですがこの試合の前半も今一つでした
この試合のジェフのビルドアップはSHを中目にポジショニングさせる4222で行っていました
ですが、前半はSBが孤立するシーンが多かったかなと思います

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その結果ロングパスが増えてあまりおさまりもよくなかったかなと(船山選手はロングパスが増えるのはよくないと言っていましたし)
小池選手の動きを見ててもDFラインの裏をとろうとすることが多かったので、それもロングパスが増えた理由かなと思います

次に守備です

まあ、ネガトラも前から言っていたのですが、ここにきてまたセレッソに浮き彫りにされてしまったな…と(笑)
ジェフのネガトラについては去年の札幌戦の記事に書いておりますので、ぜひとも

寄せの甘さも多少目立ってしまったかなと

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ここも陣形が整っているのにドリブルで運ばれています

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「人数揃ってのに、なんでやられとんねん!」って思ったかたもいるのではないでしょうか
やっぱりセレッソくらいのレベルになるとやられてしまうんだなと、選手にとっても認識し直すいい機会になったのではないでしょうか


あと、ジェフのDFラインについて

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画像見ていただけるとわかるのですが、ジェフはDFラインを低く設定しています
ジェフの弱点としてエウトン選手と船山選手で2トップの場合ファーストディフェンスが決まらないことがあります
セレッソに簡単に前進されてしまったのはそれもあるかなと
エウトン選手は吉田選手に比べると確かに守備に難があるかなと
ファーストディフェンスが決まらないことで相手のボール回しに規制をかけられず、なかなかスイッチを入れることができないのでDFラインもなかなか上げることはできません


そして、今年のジェフは近藤選手が言っていたようにカウンターが得意な選手が多いと思います
ですが、ジェフがDFラインを低く設定していることにより、ボールを奪う位置が低くなかなか意識的にカウンターを発動することができません

といった感じで、やはり強豪チームとやると色々と見えてきますね

前半について以上です
ジェフは2点とられて、更には山本選手が負傷交代…
後半から富澤選手と吉田選手を投入しました


さて、後半

ジェフは前半とうって違って後半はセレッソを押し込みます


では、前半と何が変わったのか
大きな要因としては2つ
1、後半の指示により守備がアグレッシブに(ネガトラも早くなった)
2、ビルドアップから前に運べるようになった
かなと

守備は前半と違って前から行くようになります
すると、ジェフは統一守備なのでネガトラの守備も前から行くようになります

途中出場の吉田選手もネガトラでよく走っていました

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この切り替えが早くなったことにより、画像見てもわかるようにジェフの選手たちも自陣に戻ることができていますし、相手の前進を許していません


このアグレッシブな守備により、のびのびプレーをし始める選手もいました
それがアランダ選手です


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後半だけでもアランダ選手は何回タックルを成功させたのでしょうか…
とにかくすごかったです
さすがパラグアイ代表ですね


続けて攻撃


後半から吉田選手が入ったのですが、長澤選手がその吉田選手の近くでプレーし始めます

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見ていただけると、長澤選手はセレッソのDM2人の間にポジショニングしています
セレッソ戦のプレビューを書いたときに「サイドに流すとバイタルが空く」と書きましたが、この試合のセレッソはサイドにボールを流してもバイタルは空きませんでした
ですが、その結果セレッソのSHとDMとの距離が遠くなりやすくなっていました


長澤選手はセレッソのDM2人の間に入ることでセレッソのDMの動きを規制します
それにより吉田選手がボールを受けやすい状況になっていました

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長澤選手のポジショニングによって的を絞れないセレッソ
吉田選手を長澤選手がサポートしたおかげで右からの攻撃が増えていきます
右からの中中の攻撃でジェフはチャンスを作れていましたね

右SBの多々良選手が高い位置にポジショニングすることができ、幅を取れたことも大きいのですが、吉田選手もセレッソのSHDM間にポジショニングすることでジェフのボールの前進を促すことができました
前半では小池選手は裏への意識が強かったので、それを変えるために関塚さんは吉田選手を入れたのかもしれないですね

後半に修正が成功したジェフ
ですが、一点を取ったあとはキーパーの好セーブなどによってなかなか点を奪うことができませんでした

1点を返し、追い付き、あわよくば逆転したかったのですが追加点を奪えず試合終了
前半の出来が響き2-1で終了…
岡山戦以来の負けを喫しました
この試合に勝てればセレッソに勝ち点で並べたのですが…
ただ、セレッソもそこまで甘いチームではなかったですね
逆に課題を突きつけられたので、さすが強豪チームといった感じでした

ですが、後半の出来はよかったです
吉田選手のSH起用も増えそうですね

さて、次節はホームで金沢戦です

相手は今季は未だに勝利は無いものの、組織で戦うことができていいチームだと思いますので、気を抜かずに仕切り直しの試合でしっかり勝っていきたいところです

もしかしたらプレビューも書くかもしれませんので、そのときはよろしくお願いいたします

ほいじゃまた!

2016年3月31日 (木)

ジェフvsセレッソのプレビュー

こんにちは


ひさしぶりか初めてかは忘れましたが、セレッソ戦のプレビューを書いてみようと思います


セレッソは4勝1分けの負け無し
強いですね
戦力を見てもうちと同じかそれ以上の選手が集まっていると思います

では、チームとしてはどうなのか
監督はあの大熊さんですからね…←
まあ、とりあえずプレビューを書いていきます(笑)

今回参考にする試合はセレッソvs金沢の試合です


スタメンです

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まずセレッソの攻撃から


セレッソはSBを起点にしてSHを中目にポジショニングさせることが多いです
左のSBにはキックに定評がある丸橋がいますし、そこからのロングパスなどでチャンスを作っていくことが多いです
三列目にFWタイプの選手が並んでいるのはそのためかもしれませんね

正直自分としてはロングパスを多用するとは思っていませんでした
セレッソのCBもロングパスを狙っていますし、チームとして狙っているのかもしれないです

続いて守備について

セレッソは442のゾーンを組みます
ジェフも442のゾーンをやっていて、僕もブログで書いているのですが、ジェフは442のゾーンの弱点を開幕当初は利用されていました

そして、セレッソの442のゾーンにも弱点があります

それを解説する前に、まずは金沢のビルドアップの方法から

金沢は442のゾーンを作るセレッソに対して325でビルドアップを行っていました
おそらくセレッソ対策での布陣だったと思います
海外でも442のゾーンに対して325や235などでビルドアップをするチームは増えてきたので既視感を感じました


442のゾーンに対してなぜ3バックで行うのかというと、FW脇から運びやすいからです
ジェフも弱点の1つとしてこれが上げられます(吉田選手のお陰でだいぶよくなりましたが)

金沢もビルドアップを楽に行えるようにビルドアップは3バックで行いました

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そんな金沢に対してセレッソはブルーノ選手が3バックの1枚を見るようになります

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そして、ソウザ選手は人への意識が強いので、ポジションを捨てて前に出てきます

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そうなるとマッチアップはこうなります

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ソウザ選手はボールへのアプローチを早くしろと言われているのか、結構ポジション捨てて前に出てくるのですが出てくることによってスペースが出来てしまいます

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金沢はこのソウザ選手が空けたスペースから前進していきます

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見てわかる通り、ソウザ選手はかなり前に出てきます
なのでソウザ選手が出たスペースを使えれば後ろは連動できていないので、前進することができます
ソウザ選手が悪いと言うよりはチームとしての守備の方法に難があるのかな…と思いました

ジェフの攻撃の狙いとしてはまずここが鍵になるかなと思います


次にセレッソのサイドでの守備です

セレッソはサイドにボールがあるとバイタルが空きやすくなる傾向にあると思います
その理由としては、「ソウザ選手がサイドの守備に参加する+山村選手がSBとCBのスペースを埋めるためにスライドをする」ためにバイタルが空きやすい構造になっています


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このスペースは狙い目だと思います
このスペースにボールを入れれば、CBは前に釣り出されなければいけなくなりますから

ジェフには長澤選手や船山選手などバイタルで前を向ければ仕事ができる選手はいますし、相手の弱点を利用できれば勝機は十分にあると思います

【まとめ】
先程も書きましたが、セレッソはタレントが揃っており個々の能力は高いです
なので、うちとしてはチームの構築度が大切になってくるかなと思っています
今年は改革により多くの選手の入れ換えを行いましたが、チームとしての成熟は早い方だと思いますし、この1つ目の山場をなんとか乗り越えてほしいところですね

【注目選手】
この試合ではかつて海を渡り、現在ではチームのエース番号を背負う二人、ジェフの長澤選手とセレッソの柿谷選手に注目しています
J2でまさかこんな対戦が見れるとは思わなかったです(笑)
この二人の選手は違いを見せられる選手だと思います
チームにとっても二人の活躍が鍵になっていると思いますし、ジェフとしては柿谷選手に自由を与えないようにしたいですね

本日は以上です


ほいじゃまた!!

2016年3月27日 (日)

ジェフvs群馬のアレコレ

アルウィンの初勝利で連勝したジェフ
一昨年以来の3連勝を目指したのですが、なかなか相手の守備を崩せずにスコアレスドローに終わりました


これで3試合負け無しとはなりましたが、その3試合で2しか取れておらず得点力不足に悩まされているように見えました
シュートの質の部分はもちろんなんですが、一番は攻撃の組み立ての部分がまだまだなことが原因かなと


最近の僕はジェフのビルドアップをよく見るようにしています
なので、ブログを見ていただいている方の中には「まーたこの話かよ…」って思う人もいらっしゃると思いますがご了承下さいませ…(笑)

というわけで、今日のレポートの内容も攻撃の部分で書いていきます
では、試合を振り替えってみましょい

まず両チームのスタメンです

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両チームともスタメン変わらずです

さて、この試合は僕はジェフのビルドアップに注目していました
なぜかというと、群馬のサイドの守備は人への意識が強いために、群馬のSBとCBの距離が広がりやすくなっていたのと、SHとDM(ボランチ)の距離が広がりやすくなっていたためです

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関塚さんは試合中に「サイドから!」と言っていましたが、それは相手の距離を広げたかったのでしょうね


そんな群馬の守備を前にジェフはサイドからビルドアップをしていきます
すると、案の定群馬のSBとCBの距離が広がります
それを見たジェフはFWの二人が群馬のSBとCBの間のスペースから前進しようとしていきます


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ジェフは前半のほとんどはこの形から前進できていたと思います
欲を言えばこの形で前半のうちに点が欲しかったのですが…
この形で前進→SHが絡んできていい攻撃を出せていたのですが、群馬も慣れて通用しなくなっていきました


今年のジェフの序盤はSHが中目にポジショニングして4222でビルドアップするスタイルでスタートしたのですが、開幕戦でなかなかうまくいかず
それにより、SHを外にポジショニングさせるように変更
それにより相手を広げることはできているのですが、なかなか前進できずに苦しむ試合がほとんどのように見えます
それが結果として得点力不足に現れているように思います

なので、ここからは僕なりに考える+α案を出します
他チームの映像を使いますが、ご了承下さい

ジェフはビルドアップでサイドを使うことを意識しているのですが、相手チームも研究してきて「サイドで追い込めればOK」というチームは増えてくると思います
群馬もそういう指示を受けていたはずです

それを見ての+α案です
使う映像はJ1の大宮vsレイソルでのレイソルのビルドアップです

ちばぎんをご覧になった方も多いと思いますが当時の監督のメンデスさんはSHとSBに幅をとらせて、ジェフと同じようにサイドからビルドアップを仕掛けます
しかし、ジェフと違うのはSHの動きです


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レイソルのSHはタッチライン付近から斜めに落ちてくる動きを多く取り入れていました


この動きからボールを受けることによって、誰が寄せにいくのか曖昧になりますし、群馬のようにSHとDMの距離が広がりやすいチームが相手だと前進しやすくなると思います


例え、この斜めに落ちてきた選手に守備側がSBをつけると攻撃側のサイドに張っているSBが裏を狙えますし、守備側がDMをつけると…


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攻撃側のDMがフリーになります


メンデス監督はロングパスも交えて攻撃していこうと言っていたようですね
DMがフリーになることでサイドを一発で変えることもできますし、スムーズに前進できますし、勝負を仕掛けられるSHがジェフには揃っているのでそこでの強みを出すこともできるでしょう

ジェフはビルドアップで苦戦することがあるので多少の工夫が必要になってくると思います
この群馬戦はまさにそういう試合だったと思いますし、もっとチャンスを作れたんじゃないかな…と思います
この課題をクリアできるかどうかで今後の成績にも関わってくるかもしれないですね


試合のレポートは以上です
守備でも弱点があることは事実なのですが、ジェフはボールを持つ時間が多いチームです
ですから、ボールを持てるという利点を生かして点を取りたい
そのために課題を克服すること、工夫が重要になってくると思います


さて、ここからは小話をひとつ

最近エウトン選手と吉田選手の起用法による話をTwitterでよく見るのでそのことについて


ジェフの今年の守備の弱点として、
1 FW脇から運ばれる
2 FWから運んできた選手に対してジェフのDMが食いつく→そのDMのスペースを使われる

があります


まず、吉田選手を起用する理由としてはこの守備の弱点を克服する役割ができるからだと思います
吉田選手はFW脇から運ぼうとする選手に対してしっかりとチェイスをかけることができますし、守備のスイッチを入れることができます


おそらく、関塚さんはそれをにらんで吉田選手を起用していると思います(実際、開幕2試合でその弱点から失点していましたし…)


ですが、船山選手のパートナーとしての関係性がいいのはエウトン選手の方だと思います

群馬戦で途中から入ったエウトン選手は船山選手といいチャンスを作っていました
吉田選手に替えてエウトン選手をいれる時間が比較的早かったのは、おそらく弱点を使われる恐れがなかったからだと思います


…という感じでどちらの選手を起用しても利点は得られます
ですが、関塚さんとしては失点を極力減らしたいということで吉田選手がスタメンで使われるようになってきたのかもしれないですね


群馬戦を終えて5試合で3勝1分け1敗
今年は改革の年とはいえ、なかなか順調に勝ち点を稼げているのではないでしょうか

ですが、今後に向けて解決しなければならない課題はいくつかあると思いますし、去年の反省を生かしてここからどんどんエンジンをかけていきたいところですね


次節のセレッソ戦は序盤の大きな山場となりそうです
ここで勝てれば一気に流れに乗れると思います
勝ち点3を期待しています


本日は以上です


ほいじゃまた!!

2016年3月20日 (日)

松本vsジェフでのアレコレ

こんばんは

久々のアウェー勝利
更にはアルウィン初勝利をあげることができました


内容的には五分五分な感じでしたが、勝ちきれて良かったです
ここから連勝街道を突き進んで行きたいですね

さて、今日も気になったことをいくつか

まずスタメンから

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松本のスタメンです
前節のエスパルス戦の3142から変えて来ましたね
松本は前プレ時は523、撤退時は541で守っていました
今年はポゼッションにも手を入れているそうです


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一方のジェフ
スタメンは変わらずでしたね

まずはジェフのビルドアップと松本のプレスのかけ方について

松本は先ほど書いた通りジェフのビルドアップに対して前プレをかけるとき、523で寄せてきます

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マッチアップするとこういう風になるのですが、松本の一列目の3の部分はジェフSBに当たりにいったり、DMに当たりに行ったりとそれといった決まりごとは無かったように思いました
なので、ジェフが松本の一列目をかいくぐってDMが持った時は松本は当たりに行くのかはっきりせず、フリーになるシーンもありました
ただ、守備のスタイルとしてはほぼマンツーマンでついて来ていました


松本は前節のエスパルス戦では532で守っていて、CBとDMの4枚でビルドアップするエスパルスに対して、松本はFWとシャドーの4枚で対応して、縦パスに対してはアンカーが処理、高めにポジショニングするエスパルスのSBに対してはWBが対応し…と局面で数的同数となるような布陣を組んでいました
しかし、エスパルスにアンカー脇から攻めこまれたということを考慮してか、DMを2枚にしてきました

ですが、今日の松本を見ているとシャドーに負担が増えていたのと、DMによる守備が時々曖昧になるシーンがあり、バランスが悪くなってしまった印象を受けました


そんな松本に対してジェフは前節の横浜FC戦同様に外外のボール循環で相手の距離を広げながら攻めていきます
今季のジェフはSBからFWへの斜めの楔からの攻撃を軸としているので、このビルドアップは合理的と言えます
松本はマンツー気味についてくるので走らせて体力を奪うという利点もありました


ジェフとしては松本のWBの前は空きやすくなっていたので、そこをスムーズに使えれば前に進むことができます
なので、ジェフは右サイドの小池選手がサイドに張ることが多く、起点を作れるシーンが多かったので右からチャンスを作るシーンが多かったですね

ただ、長澤選手も後半はサイドで起点を作ることができ、左からの攻撃でチャンスを作ることもできました

相手の状態を確認してビルドアップの形を変えていくのも重要です


今日のジェフのビルドアップは完全に上手くいったイメージをもつことはできなかったかもしれないですが、5バックの相手に対する苦手意識を無くせるようにしたいですね

続いて松本の攻撃とジェフの守備についてです


今年は口酸っぱく言っているのですが、ジェフの大きな弱点は
・2トップのFW脇から運ばれること
・DMが釣り出されたスペースを使われて前進されること

です

今日の松本のビルドアップは325で行っており、ジェフの弱点をつくにはいい形でした

松本はビルドアップで2トップの間にDMを1枚置く3-1気味のビルドアップを行っていました
そうなるとジェフの2トップは真ん中を閉めますが、脇から運ばれやすくなります
なので、松本の喜山選手に運ばれることが多かったですね

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これによってサイドで起点を作りつつ攻めていく松本
ジェフはこれに対してDMが当たるようになっているのですが、今日もこのDMが出たスペースを使われます

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ここから前進されてチャンスを作られるシーンもありました
しかし、松本はこのスペースを意識的に使うシーンは少なかったですかね
ジェフとしてはこのスペースを更に使われていたら危なかったかもしれないですね

こういったシーンではCBが出てのこりのDF陣がオフサイドラインを形成するのがセオリーではありますが、いずれにせよどう対応するのかハッキリさせる必要はあると思いました


そして、FW脇から運ばれるシーン
最近のサッカーでは2トップの間にDMをポジショニングさせることは鉄則になっており、FWはそこを通されないようにまず中を閉めます
そのためFW脇から運ばれやすくなり、相手を前進させてしまいます

では、どうしたらいいのか

僕としてはFWがスライドして対応してほしいと思います
なぜかと言うとFWに行ってもらわないとジェフのもうひとつの弱点を使われてしまうからです

J2のチームだとこの弱点をしっかり狙えるチームは少ないですがJ1のチームでは狙われることが増えると思いますので、今のうちに直しておきたいですね

とはいえ、アルウィンで勝てたのはとても嬉しいですね
選手は我慢強く戦ったと思います
松本まで参戦したサポーターのみなさまもお疲れさまでした


来週は群馬との試合です
群馬は開幕2連勝のあと、セレッソと讃岐相手に2連敗を喫しています
去年、群馬には2連敗を喫し、ここ最近の群馬戦は苦戦してるイメージがありますが、ホームでの試合ですし連勝を伸ばしていきたいところですね


ほいじゃまた!

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